久米島の紅芋加工工場に潜入!美味しい焼き芋ができるまで。
甘い焼き芋ができるまで!
そして美容・健康・ダイエットにも効果的な「干し芋」の商品開発の裏側に密着です!
Omoimoの紅芋「沖夢紫」を焼き芋に加工してい「スイートフーズ久米島株式会社」さんへ
工場見学に行って参りました!
7割以上が紅芋菓子用の加工品として生産される紅芋ですが、
Omoimoは青果として食べても美味しい沖夢紫という品種を焼き芋にしています。
まずは、収穫された紅芋がどんな工程で焼き芋になるのか、
工場長自ら工場内をツアーしてくださいました。
久米島の直提携している紅芋農家さんのこだわりの栽培方法についての記事はこちらから。
https://www.omoimo.jp/contents/blog/blog-173/
最初の発酵が肝!糖度を引き出すキュアリング室
収穫された紅芋は、この貯蔵庫(キュアリング室)で約1ヶ月ほど一定の温度や湿度で貯蔵します。
ここで、コルク層を発達させ、収穫時についた芋の傷口をふさぎます。
芋が持つでんぷん質が糖化して糖度を高める効果があり、肝となるプロセス!
沖夢紫は、この貯蔵庫で糖度10〜12度まで高めていきます。
この工場では、紅芋を青果として焼き芋加工するだけでなく、
紅芋パウダーや紅芋ペースト、ダイスカットなど、原材料としての紅芋加工をメインに行っています。
キュアリング室を経て紅芋は、加工食材ラインは、皮むきからスタート。
機械で剥けない、細かい部分は人の手で行っていきます。
ここまで下処理を済ませたら、いよいよ工場内での加工に入ります。
いざ!紅芋加工工場内へ!
甘さを引き出した芋を今度は、工場内で焼き芋に!
ここからは、しっかり異物混入を防ぐ為にフードや長靴の着用、手洗い消毒、エアシャワーブースを経て工場内へ。
最初に紹介されたのは、紅芋をカットする機械やオーブン、蒸し器に冷蔵庫など沢山の機械!
紅芋は加工品として活用される食材として流通することがほとんど。
これらの機械を使って効率的に加工生産されています。
Omoimoの沖夢紫は、均等に火を通す為「S・M・L」の大きさに仕分けされてオーブンへ。
サイズを分けて同じ大きさのものを焼き上げることで、均等に火が入り美味しくなります。
じっくりと40分かけて180度で焼き上げていきます。
じっくり焼き上げた後、パッキングされて大型冷蔵庫で冷凍保存されます。
美味しさがギュッと詰め込まれた焼き芋。
自然解凍して温めなおすと、より美味しく頂けます♪
美容・健康・ダイエットにも活躍の「干し芋」を商品開発!
工場見学後は、工場長「仲村渠」さんと試作を重ねている「干し芋」の商品開発の打ち合わせです!
江戸時代に静岡県が発祥の和スイーツ「干し芋」。
食物繊維やビタミン・カリウムなど豊富な栄養素が凝縮した干し芋は、
昨今の健康志向も追い風となり、人気のスイーツです。
子供のおやつや干し芋をアレンジしたスイーツレシピも増え、メディアでも取り上げられる程。
これまで、紅芋の「干し芋」はOmoimoで先行して販売されているのですが、
今回は、焼き芋を干し芋の味に近づけての商品開発。
この企画の背景には、
味は変わらず美味しい規格外の紅芋の焼き芋を上手く活用できないかと
食品ロスを軽減する目的があります。
日本各地の美味しいと言われている干し芋を取り寄せ、味比べ。
干し芋は、貯蔵により糖度を高めた芋を蒸し、皮を剥いてスライスしたものを乾燥させてつくります。
保存による熟成や水分の蒸発により、加糖しなくても十分な自然の甘みが凝縮しているのが特徴。
Omoimoの「干し焼き芋」は加工の工程を蒸した芋で乾燥して作るのではなく、
焼い芋となった規格外の商品を一度ペーストにして乾燥させ成形したものをスライスしています。
カットする厚みや幅など食あたりが一番美味しく感じるサイズを細かくチェック。
仲村渠工場長も一緒になって、何度も試作。
理想の味に近づける為の細かい微調整が入ります。
最終の試作段階。
もう少しで商品化です!
Omoimoワゴンでも「干し芋」は販売されています!
ご購入はこちらの公式オンラインショップより
https://www.omoimo.jp/c/beni-imo/4952587767561
新商品の「干し焼き芋」も乞うご期待!ぜひ、食べ比べをしてみてはいかがでしょう♪