クリスマスシーズン到来!欧米で定番のアドベントカレンダーとは?
クリスマスのシーズンに本格的にはいり、街中はクリスマスムード一色というところも多いのではないでしょうか。
今回は、そんなクリスマスを24日・25日の本番だけでなく、当日までのカウントダウンを楽しめる
「アドベントカレンダー」についてご紹介します。
ドイツ発祥のこの慣習は今では欧米で親しまれているもの。
日本ではまだ馴染みがない方も多いかもしれませんが、子供がいる家庭では特にクリスマスの気分を盛り上げてくれる
アイテムですので、是非ご参考にしてみてください。
アドベントカレンダーとは
アドベントカレンダーは、12月1日からクリスマス当日の25日までの24日間をカウントダウンするカレンダーを
指します。
このクリスマスシーズンにしか見られない期間限定のカレンダーということもあり、イベントを盛り上げてくれる
人気のアイテム。
これは、小さな窓が並んだ箱製や布製のカレンダーで、毎日一つずつ窓がついてるサプライズカレンダーのようなもの。
小窓の中には小さなお菓子やおもちゃなどの「お楽しみ」が入っています。
日付が書かれた箱や扉を1日ずつ開けて、中に入っているプレゼントやお菓子を食べ、
クリスマス当日までの期間を楽しめるとても面白いカレンダーです。
アドベントカレンダーの歴史と由来
アドベントとは、イエス・キリストの降誕を待ち望む24日間(4週前の日曜日から)の準備期間のことで、
語源は、キリストの降臨を意味するラテン語の「Adventus」からきています。
この期間は、日本語では、「待降節」や「降臨節」といいます。
もともと5世紀後半には、アドベント期間には断食をして身を浄めていました。
その後、アドベントカレンダーの発祥としては、19世紀ドイツと言われ、
玄関ドアに日数の印をチョークでつけたりアドベントリースにろうそくを毎週1本ずつ灯して日数を数えたと
言われています。
ドイツから欧米へと広がり、マストアイテムとなったアドベントカレンダーの他にも
リースに飾られたキャンドルをアドベント期間の毎週日曜日に1本ずつ火を灯すアドベントクランツも主流です。
ドイツは、クリスマスツリーやクリスマスマーケット発祥の地でもあり、クリスマスを楽しむアイテムや習慣が
沢山あります。
アドベントカレンダー人気の理由とは?
日本では馴染みのないアドベントカレンダーですが、欧米ではクリスマスを楽しむ欠かせないアイテムの一つとして
馴染み深いもの。
ドイツでは、このアドベントカレンダーをご家庭で作るところも多いそうで、
小さな布袋や紙袋に日付を書き、子供等が喜びそうなお菓子やオモチャを入れて、
カレンダーにしたり、クリスマスツリーに飾ったりするそうです。
クリスマスのこうした楽しみは、家族の対話の時間が増え、家族の思い出を作っていく上でも
欧米では大事にされている文化です。
他にも、クリスマスシーズンに家庭で作るスイーツには、
シュトレン(レーズンやドライフルーツを練り込んで焼き上げ、粉糖をまぶしたケーキ)や
レープクーヘン(ジンジャーなどの香辛料を練り込んだ生地で焼き上げたクッキー)や
プレッツヒェン(厚めの生地で焼き上げたクッキーにアイシングや粉糖をまぶしたもの)があります。
こうしたイブやクリスマス当日だけでなく、アドベント期間を楽しめるのもすごく素敵な文化だなと感じます。
特にお子様がいるご家庭では、クリスマスツリーやサンタさんにお願いするプレゼントのウィッシュリストに加えて
家庭でのクリスマススイーツ作りやアドベントカレンダーで気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか?
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