そろそろ夏本番!沖縄の食材で紫外線対策を心がけてみませんか?
日差しが強くなり、湿気も増してきました。
いよいよ夏が始まってきます。
強い日差しの中でもアクティブに過ごしたい方に気をつけてほしいのが、紫外線です。
沖縄で馴染みのある食材には、紫外線を浴びた体のケアができるものが豊富!
身近な食材で、夏を健やかに思いっきり楽しみましょう!
ー 日焼けはなぜ体に悪い?
日に当たることはビタミンDという骨の健康に欠かせないビタミンを生成したり、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」の分泌を促したりと悪いことだけではありません。
しかし、過度な紫外線に身を晒してしまうと、シワやシミの原因になるだけでなく、皮膚ガンや白内障・緑内障の要因になると言われています。
紫外線を上手に避けるために、UVカット加工が施された日傘や帽子、サングラス、ラッシュガードなどを活用している方も多いはず。それでも完全に紫外線を避けることは難しいため、毎日の食事でケアしていくこともオススメです。
ー 紫外線ダメージから体を守る5つの成分
1.ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用があり、シワの原因になるコラーゲンの低下を抑えたり、メラニン色素の生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ働きがあります。
沖縄の食材でこのビタミンCが豊富な食材は、アセロラ・ゴーヤー・シークヮーサーなど。アセロラやシークヮーサーは加熱せず生のまま使用するとビタミンCを摂取できます。ゴーヤーは加熱に強いビタミンCが含まれているので、夏の定番メニュー・ゴーヤーチャンプルーは賢い選択!ビタミンCは体の外に出るのも早いため、こまめに取り入れるようにしましょう。
2.ビタミンA
ビタミンAは目や粘膜の健康を保つのに欠かせない成分。紫外線でダメージを受けた目や肌のためにはぜひ取り入れたいものです。ただし、過剰に摂取してしまうと頭痛などの健康障害が起こってしまうので通常の食事で補う方がオススメです。
沖縄の食材では、ビタミンAの一つであるβカロテンを含む紅芋やアーサー(あおさ)、マンゴーなどがビタミンAを豊富に含んでいます。ビタミンAは油に溶けやすい脂溶性なので、オリーブオイルなどと合わせたり、ミキサーにかけてヨーグルトと合わせてもGOOD!
3.ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用があり、皮膚の潤いを保つバリア機能があるので、夏にはぜひ取り入れてほしい食材です。
沖縄の食材ではマンゴー・モロヘイヤ・島カボチャなど。モロヘイヤは年中収穫されていますが夏は特に流通量が多く手に入れやすい食材です。また、島カボチャも夏が旬の食材です。脂溶性なので炒め物やアヒージョなどにしてみてはいかがでしょう。
4.リコピン
赤い色素のリコピンは強い抗酸化作用があるため、夏は特に意識して取り入れたい成分。
トマトに代表されますが、スイカ(赤)にも含まれています。夏は沖縄県産のスイカも多く出回るので、リコピンを摂取するチャンスです。脂溶性のため、油と一緒に摂取することで吸収率が高まります。
5.ポリフェノール
ポリフェノールも抗酸化作用が高い成分。目に良いとされているアントシアニンもポリフェノールの一種です。赤紫色の色素なので、見た目にもわかりやすいのでは?
沖縄の食材では紅芋・ハンダマ(水前寺菜)・長命草・青パパイヤなど。ポリフェノールは熱に強いので、蒸したり湯がいたり、炒め物などアレンジを変えて毎日でも摂取したいものです。
ー 沖縄の夏野菜・果物は紫外線から体を守る成分がたっぷり!
このように、夏に旬を迎える沖縄の食材には、ビタミンC/A/E、リコピン、ポリフェノールを含むものが豊富です。厳しい夏を乗り切るために、昔から食べられてきたのかもしれませんね。「脂溶性」のものが多いので、お好みの油と一緒に美味しく取り入れてください。適度な油を摂取することはは肌を乾燥から守るため、食事でもぜひ取り入れてください。今は油も一般的なサラダオイルだけでなく、オリーブオイルや荏胡麻油、紫蘇油、米油などさまざまな。食材との相性を見ながら、良質の油を探してみてくださいね!
皆さんが楽しく健康で、充実した夏を過ごせますように!