この夏は熱中症にご注意を!沖縄の食材で予防+熱中症になってしまった時の対処法を覚えておこう!

#Life Style

今年の夏は暑いな、と感じていませんか?
日本の6月〜8月の平均気温は、100年の間に約1.5度上昇しているそう。
1910年から気象庁で観測されている猛暑日のデータを見てみると、1994年から最高気温が35度以上になる年間日数(猛暑日)が増えていることがわかります。
出典:気象庁HP

近年の中でも特に気温が高かった2018年は熱中症で緊急搬送された方が全国で92,710人にのぼったそう。
「自分は大丈夫」と思っていても、体は暑さに耐えられず、熱中症を起こしてしまう恐れがあります。
お子様や高齢者は熱中症になりやすいので、家族みんなが熱中症にならず楽しい夏を過ごすためにも
熱中症の予防と、万が一熱中症になってしまった時の対照方法を覚えておくことをお勧めします。

●沖縄の塩と黒糖で熱中症対策!

熱中症の時には「塩分も一緒に補給する」ことは、今は常識となっていますが、なぜ塩分が必要なのでしょう。
それは、汗をかくと水分と一緒に「ミネラル」が失われるから。
塩の主成分であるナトリウムをはじめ、カリウムやマグネシウム、カルシウムなども体内から排出されます。
実は水分だけを摂取してもミネラルが足りず、逆に血中のミネラル濃度がさらに低くなってしまうため、熱中症を悪化させてしまう危険があります。
そのため、水分と一緒に効率よくミネラルも補給することが、熱中症を予防するための大切なポイントです。

ナトリウムを摂取できると言えば「塩」ですが、精製された一般的な「食塩」ではなく、ぜひミネラル豊富な沖縄の天然塩を選んでください。精製された塩の成分はほとんどが「ナトリウム」、あとは微量なマグネシウムとなっています。
天然塩はナトリウム・マグネシウムの他に「カリウム」「カルシウム」が含まれています。その含有量は種類によって変わりますが、精製された塩ではなく沖縄の天然塩(海塩)を選べばOKです!

また「黒糖」もナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルが豊富に含まれているので、暑い日にお勧めです。
暑さが厳しい日にはこまめな水分補給+天然塩+黒糖のセットで熱中症を予防しましょう。

●万が一熱中症になったら・・・

熱中症の症状として、めまいや頭痛、脚がつったり痙攣を起こしたりといった軽度な症状から、吐き気や発熱、意識障害など重症度が高いものもあります。
下記は熱中症の主な症状と応急処置の目安です。
症状が軽度でも、半日たっても改善しない場合は、すぐに医療機関に行って診察を受けてください。

重症度Ⅰ度ーーー現場での応急処置で対応できる軽症
・めまいや顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん
重症度Ⅱ度ーーー病院への搬送を必要とする中等症
・体のだるさや吐き気
重症度Ⅲ度ーーー入院して集中治療の必要性がある重症
・体温が高い、皮膚の異常がある
・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
・水分補給ができない

出典:サイト「熱中症ゼロへ」

熱中症の疑いがある人に対して、応急処置を覚えておきましょう。
●まず第一に、意識があるかどうかを確認します。意識がない場合は、すぐに救急車を呼んでください。
●涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめて体を冷やします。冷やしタオルや氷枕などで、首の後ろ・脇の下・そけい部・膝の裏など「太い血管が通る場所」を冷やしてください。扇風機があれば扇風機を使ってください。

詳しい対応は下記サイトより確認できます。
サイト「熱中症ゼロへ」


いつ誰がなってもおかしくない「熱中症」の予防意識を日頃から高めていき、健康で楽しい夏を過ごしましょう!

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