巣ごもり需要でブームになっている「家庭菜園」の魅力とは。
世代を問わず人気のある趣味の一つ、「家庭菜園」。
今に限らず、家庭菜園の魅力を感じて長年楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
実際に、テレビや雑誌などでも家庭菜園の育て方や始め方、魅力など多く取り上げられています。
また、下記の調査では2名に1人は家庭菜園の経験があるほど関心の高さが伺えます。
特にコロナ禍の外出規制から家の中で楽しめる趣味として家庭菜園を始める方が増えたとのこと。
参照:タキイ種苗株式会社 「2020年度 野菜と家庭菜園に関する調査」
どんな魅力があるのか、また初心者でも始めやすい方法など家庭菜園事情をまとめてみました!
家庭菜園の魅力とは
安心して食べられる
採れたての野菜をすぐに食べれたり、過度な農薬を使わず栽培できることから、
新鮮かつ安心して食べられるのも家庭菜園の魅力。
また、野菜の値段が高騰時には家計にも優しいという実益のメリットもあります。
育てる楽しみ
土を耕すところから始まり、種や苗を植えてからの毎日の水やりや土いじりなど
手間がかかりますが、芽が出て、実がなって、収穫ができた時には思いもひとしお。
手間暇かけた育てるプロセスを楽しめるのが一番の魅力。自分で育てた野菜には愛着が湧くものです。
子供の知育にも◎
野菜嫌いという子供も、一緒に野菜を育てると多くのことを学んだりすることができます。
大人と同じ様に、自分で育てた野菜への愛着心はもちろんのこと、野菜への知識を深めたり、
食への感謝の気持ちを育むことにつながったりします。
家庭菜園であれば、毎日の野菜や果実の様子をお子様も一緒に栽培の過程をみることで
単なる好き嫌いも捉え方を変えるきっかけとしても期待できます。
フードロスや環境問題への意識醸成
コロナ禍の巣ごもり需要では、多くの方が「食への関心度」が高まったり「食生活の変化」があったと言われています。
食への関心度で言えば、家で食べる家庭食にお取り寄せのニーズが高まったのは、前回のコラムでも記載いたしました。
参照:【Omoimoコラム】取り寄せグルメ大人気な理由とその魅力とは?
また、「食生活の変化」においては、フードロスの観点から食べ残しや賞味期限切れで未開封のまま食料を無駄にしないということに意識が高まってきたとも言われています。
家庭菜園は、食のありがたさや食への意識が大きく変わるだけでなく、究極の地産地消とも言えるのかもしれません。
参照:究極の地産地消?CO2削減に貢献する環境に優しい家庭菜園に挑戦しよう!HATCH
初心者でも簡単に始められる栽培方法
キッチン菜園
キッチン菜園は初めての方や親子で始めるときには簡単なのでおススメです。
再生栽培といって、スーパーで買った豆苗や小ネギは、根っこの部分と脇芽を残して
根本をカットしたものを毎日お水を変えるだけで栽培可能。タッパーやプラスチック容器を活用してできます。
1週間ほどで収穫できるのも作る楽しみを早く実感でき、また毎日の食事の材料にも使えるのが有り難いところ。
栽培の方法は下記のリンクにポイントが記載されていますので是非チェックしてみてください。
プランター/ベランダ菜園
もう少し育てる野菜の幅を広げていくなら、プランターを使ってベランダ菜園も楽しめます。
畑を耕す必要もありませんので、用意するものも簡単にまた手軽な値段で用意できるのも嬉しいところ。
準備には、土、プランター、スコップ、肥料、底石、野菜の種を揃えればスタートできます。
育てやすい野菜には、ラディッシュやトマト、シソやねぎ以外にもハーブ類も人気です。
最近ではキットで販売されているものもあるので、準備がいらないというのも手軽でいいですよね。
参照:野菜キット販売 「UETE」/「OrgaNect合同会社」
庭・レンタル農園
大分慣れてきて、グレードアップしたい方や本格的に初めたい方には庭での畑づくりや
シェア畑・貸し農園・市民農園などを活用して、畑をレンタルして始めることもできます。
土壌作りには、雑草取り・害虫の駆除、水捌けをよくしたり、肥料を使ったりなど土作りを一から始めます。
どんな栽培方法をするのかこだわりたい方には良いですよね。
ただ、こうしたレンタル農園は、利用時や栽培においてのマナーも隣人や管理人とのトラブルも
多いと言われているので、しっかり下見をしたり、管理人とのコミュニュケーションを良好にすることなど
気持ちよい利用の為には大事な要素です。
利用がスタートしたときには、隣人の方への配慮も忘れず、雑草や害虫駆除を心がけ、
農薬の利用有無についても事前に栽培方法についてお互い考え方をシェアしてもいいかもしれません。