健康思考が強まる現代に人気のおやつ「干し芋」。ダイエットにも効果的な理由とは?
干し芋がもつ豊富な栄養素
①ビタミンE
干し芋に含まれるビタミン類の豊富さは注目すべきところ。
特に、抗酸化作用があるアンチエイジングで期待できるビタミンEは、シミができる要因となるメラニンを排出し、
新陳代謝を高めてくれます。
また、体内の脂質の酸化を防ぎ、加齢によって生じやすい動脈硬化や血栓の予防、悪玉コレステロール値を低くするなど
若返りのビタミンと言われています。
②カリウム
むくみ解消に必須な栄養素といえばカリウム。
実は、干し芋100gあたりに含まれるカリウム量の多さは、
1食あたりで必要とされる摂取量833mgを超えて980mgにもなります。
③食物繊維
干し芋100gあたりに含まれる食物繊維の量は5.9g程度。
厚生労働省が提示している日本人の食事摂取基準において1日に必要な食物繊維の摂取量を成人女性18g、成人男性21g
(男女共に18歳〜64歳において)としていて、干し芋100gであればその1/3を食物繊維を補ってくれます。
特に野菜類の中でも水にとけにくい不溶性食物繊維を多く含んでいるサツマイモ。
水を吸収し、便の容積を増やして大腸を刺激するなど、お通じ改善に効果があると言われています。
④鉄分
日本女性が不足しがちと言われている鉄分。
鉄分が不足すると十分な酸素を体全体に送ることがができず、頭痛や倦怠感などの不調が出てきます。
1日に必要とされる鉄分量は、女性(月経なし18〜64歳)は6.5mgで、男性(18歳〜74歳)7.0mg
とされており、干し芋100g当たりに含まれる鉄分量は2.1mgとなっています。
おやつ程度で2〜3枚の干し芋を食べるだけで1日の必要量の1/3が摂取できるのであれば
手軽さがありがたいですね。
参照記事:干し芋のカロリー/栄養成分のまとめ
ダイエットに効果的な理由とは?
①低GI食品
ダイエットにおいて血糖値のコントロールは重要なポイントとなります。
血糖値の急激な上昇が脂肪を溜め込みやすくすることから、
急激な血糖の上昇を抑える「低GI食品」を選ぶことや、血糖値が上がりにくい食材から食べるなど、
食事の在り方も注目されています。
また、血糖値の上下の変動が大きいと眠さやイライラなど精神的にもバランスを崩してしまいがち、
心身ともに血糖値について、効果的な認識を持っておきたいものですね。
この血糖値が上がりにくい食材として注目されているのがサツマイモ。
特に干し芋は、カロリーは高いものの、白米の88という数値と比べると55と低く、玄米と同じGI値と
言われています。
脂肪につながりにくい低GI食品としても魅力がある食材です。
②腹持ちの良さ
ダイエットで空腹をしのぐのが大変という方も多いかもしれません。
干し芋は、食物繊維が多いこともあり腹持ちの良さが魅力の一つ。
焼き芋の食物繊維量が3.5gに対し干し芋は6.0gと多く、
不溶性食物繊維は3.5g、水溶性食物繊維は2.5gとごぼうの食物繊維のバランスと類似していて
他の食材に比べても高い数値となっています。
水溶性食物繊維が多いと、粘着性があり胃腸内をゆっくりと食べ物が移動することから、
腹持ちの良さが立証されており、食事の前に食べると、満腹中枢が刺激され食べる量を減らす効果も期待できます。
噛み応えもあり、少量で満腹になるという点においては食べ過ぎ防止にもなるので、
ダイエット時には嬉しいおやつにもなりますね。
【関連コラム】
【Omoimoオンラインショッピング】
沖縄県久米島産の紅芋(沖夢紫)を使用した砂糖・添加物・保存料不使用の干し芋です。