大のキャンプ好き!営業部長の「大城さん」にOmoimo事業立上げ背景をインタビュー

#Omoimoフレンズ

今回ご紹介するOmoimo事業メンバーは、取締役営業部長の「大城さん」。

実は、南西食品(株)でOmoimoが事業として立ち上がった背景には色んなエピソードがありました。

今回は、そんな事業立ち上げの背景やこの紅芋に託された農家さんとの想いも合わせて大城部長の熱い想いを

ご紹介していきたいと思います。

 

 

南西食品(株)がゼロから初めたOmoimo(リテール)事業。

苦難の道を経て今感じる想いとは

➖Omoimo事業の立ち上げ構想にはどんな背景があったのでしょう?

■久米島とのご縁

もともと南西食品(株)では、食品加工事業者としてこれまで原料の販売を企業向け(B to B)を主に行ってきました。

リテール事業(Omoimo)立ち上げの大きな起点となったのは、久米島の生産者とのご縁にあります。

実は、2016年から久米島で契約農家を取りまとめ、食品加工工場(スイートフーズ久米島株式会社)を設立し、

「生産から商品化、販売まで」グループ企業同士が製販一体となって農業六次化への動きだす協力体制を構築した経緯があります。

それまでは、各農家がさつまいもや紅芋を県内小売店や菓子メーカーなどにそれぞれ卸していて、

ごく一部のマーケットに紅芋の供給が行われていましたが、生産量が増加する状況から

新たなマーケットに供給する必要性がありました。

 

また、同じ品種でも値段のばらつきや島全体の生産量管理がされていなかった為、生産物の過剰供給や品不足など数量管理の最適化がされていなかったことなど

課題がありました。

ご縁あって南西食品(株)の代表中本が拝命を受け、スイートフーズ久米島(株)の代表を兼任する流れと

なり、南西食品(株)がお客様に商品をお届けする(リテール事業)役割を担うこととなります。

 

また、久米島では2013年にアリモドキゾウムシ根絶が19年の長い年月をかけて成功した経緯もあり、

生産量増加に向けて島全体で盛り上げていこうという状況がありました。

 

 

■紅芋(沖夢紫)との出会い

当初は、多種類の紅芋やさつまいもを試験的に栽培し、どの品種が一番いいか、商品化できるかというのを

模索していたんです。

その中で出会ったのが紅芋の沖夢紫でした。

本当にその味が衝撃的で、天ぷらにして食べたのですがこれまでに食べたことのない素材の甘さに驚きました。

それからこれをやきいもで素材の味をもっとしってもらおうということでOmoiom事業(やきいも専門店)がスタートします。

 

 

■沖縄食材の魅力

僕が一番信じていることがあって、それが「沖縄食材が本当に美味しい」というです。

これまで県内だけでなく取引の関係で、10年以上県外の色んな食材に出会ってきました。

最近では、沖縄で作られていたシークワーサーが全国の一部地域で栽培が行われたり、

群馬県で開催された農業まつりでは群馬県産シークワーサーの販売、

北関東で収穫されたゴーヤーが都内スーパーや八百屋に陳列されるなど、

沖縄食材が他の気候や土壌でも栽培できるよう品種改良を経て生産されるようになりました。

 

でも、やっぱり沖縄で育てた野菜が一番美味しいと食べるほどに思うんですよね。

この亜熱帯地域に燦々と降り注ぐ太陽の光。

この土地の恵みで育った沖縄の島野菜や果実は、味の濃さや苦味、甘さなど素材本来の味があって、

それこそ食材の魅力なのではないかと思っています。

 

 

 

 

■お客様(エンドユーザー)とのご縁で生み出す繋がりの輪

南西食品(株)では始めてのリテール事業ということですから

エンドユーザーのお客様に直接商品を販売するのもちろん始めてのことです。

この紅芋がどんな風にお客様に届くのか、またどんな方が手にとってくださるのか。

ビジネスで言えばペルソナ設定の話なのですが、宮城係長や他の女性社員と話し合いながら、

自分の周りにいる家族や友人、知人など身近で思い浮かべられる顔がお客様像として繋がって行きました。

そうして、Omoimoのブランディングやペルソナなどを作り上げていく過程で出てきたキーワードが、

焼き芋を通じて感じてもらいたい想いでもある「Peel share family」です。

 

また実際に、店舗やワゴンでの焼き芋販売を通じてスタッフがお客様とのやり取りの様子を

久米島の農家さんたちに伝えると本当に喜んでくれるんですよね。

我が子の様に育てた紅芋が、こうしてお客様に喜んで食べてもらえているというのが彼らの一番の喜びなんです。

私たちの商品が、生産者とお客様をつなぐ掛橋となっている実感を店舗販売を通じて本当に感じております。

 

 

 

 

 

今回、そんな風にお話ししてくださった大城部長は、実は大のキャンプ好き。

昨年の沖縄県名護市であった地元の大学際イベントでも、3日間ずっと焼き芋を焼き続ける「焼き士」として

大活躍されていました。

炭火で一番美味しい焼き加減を何度もトライして絶妙な焼き方を編み出したのだとか。

焼き芋を食べるよりも、美味しいといってもらえる焼き芋を焼くことが幸せとのこと。

また、イベント出店で見かけた際には是非焼き芋を美味しく焼き上げるコツを聞いてみてください♪

 

もはや焼き芋の「焼き士」となった大城部長

 

 

 

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