ご自宅でドリップコーヒーを飲んだ後のコーヒーの粉を捨てずに活用!
コーヒーを飲む習慣がある方へ。ご自宅でドリップコーヒーを楽しんだ後の粉「コーヒーかす」をそのままゴミとして捨てるだけではもったいない!コーヒーかすの活用方法をお伝えします。
01 消臭・脱臭剤の代わりとしての使い道
抽出後のコーヒーの粉を乾燥させ、通気性の良い布(コットンやガーゼ、麻などの素材)に包み、靴箱やシンクの下、トイレなど、匂いの気になる場所に置くだけです!布ではなく出汁パックなども代用できます。靴の中に直接入れてもOK。
湿ったままだとカビの原因になるので、必ず乾燥させてから使用してくださいね。
02 コンポストにしてガーデニングに利用する
コンポストは「堆肥」という意味。野菜の皮や根っこなどの食べない部分や食べ残しなどの生ごみを発酵させて分解することで堆肥になります。ただし、生ゴミからコンポストにするのは虫や匂いが気になってハードルが高いという方は、コーヒーかすだけで取り組んでみませんか?乾燥させる必要がないので、オススメです。
コンポストにするポイント
ー「発酵」
ホームセンターなどで売られているコンポスト用の容器にコーヒーかすを投入し、コンポスト用の発酵促進剤を入れます。発酵食品でも代用できるので、納豆やヨーグルトの食べ終わった後の容器に水を入れて混ぜたり、米ぬかや甘酒なども発酵を促します。白いカビのようなものが出始めたら発酵しています。全体的に混ぜてください。
コンポストの容器は段ボールなどでも代用可能です。匂いが出る可能性を考えると、ベランダや庭などの屋外に置く方が良いでしょう。屋内の場合は専用の容器を用意する方が安心です。
ー「空気と水」
発酵に欠かせない微生物には空気と水が必要なので、容器の中をよく混ぜてください。毎日コーヒーを飲む方であれば、コーヒーかすを容器に投入するたびに混ぜることで空気と水を含ませます。
ー 匂いが気になったら水を減らす
コーヒーだけでコンポストを作ると、野菜などと混同した場合に比べ匂いは出にくいですが、それでも匂いが出てしまった場合は微生物が分解スピードに追いついていない可能性がありますので、しばらく水分量を減らすためにコーヒーかすは乾燥させて入れてみましょう。
コンポストの詳しい作り方や出来上がった堆肥の使い方はネット上にもたくさん出ていますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
参考サイト>> 埼玉県小川町役場のHP
03 美容に取り入れる
ドリップ後のコーヒーかす(濡れたままでOK)にオリーブオイルやココナッツオイルなどを混ぜて「コーヒースクラブ」としても使用することができます。コーヒーに含まれるカフェインを使ったカフェインコスメも注目されてきています。
参考サイト>>> わたしの名医
カフェインは肌から吸収されやすい成分で、直接塗布することで血流促進を高めることでむくみを軽減することが期待できるそう。ただし、自作コスメなので肌が敏感な方やアレルギー体質の方は必ず腕の内側などでパッチテストを行ってから使用してください。
まずは試してみたい!という方は下記の方法でコーヒースクラブを作ってみてください。
オリーブオイル1.6:コーヒーかす1の割合で混ぜる。そこに砂糖を0.3の割合で入れるとコーヒースクラブの出来上がりです。砂糖は古い角質を除去したり保湿作用もあるそう。肌を強く擦らず、優しく転がすように使用してみてくださいね。防腐剤などが入っていないので、作ったらすぐに使用する方がベターです。
今までコーヒーかすを捨てていたという方は、ぜひ2次活用を楽しんでみてください!